気付けばGWもあけてしまいました。
新社会人の方もコロナで波乱の幕開けになりましたが、少しずつ慣れてきたでしょうか。
今回はそんな新社会人の方向けに保険のことを書いていきます。
毎年この時期になると特に大企業や公務員の職場には保険の営業が来るのではないでしょうか?
そんな時、その場の雰囲気に流されて契約しないでほしいと思い、私の実体験を踏まえて個人年金保険ってどうなの?ということを書いていきます。
ではいきましょう!
もくじ
結論 個人年金保険は必要なし!NISA、iDecoその他金融商品を検討すべし!
いきなり結論が出ました。
私は社会人1年目で加入したのですが、必要なかったなと若干後悔しています。
営業も社会人1年目ということで、なんとなく力になりたいと思ってしまったんですよね。
そもそも内容もあまり理解できないまま加入してしまいました。
以下で必要ないと思う理由を説明していきます。
個人年金保険とは
いわゆる私的年金というやつです。
老後資金が公的年金だけでは足りないと予想されるので、別途自分で積み立てをして備えるというものです。
種類もいろいろあるので、下記リンクを参照してください。↓
投資信託的な変額のものもあるのですが、金融知識のあまりない方はとりあえず手を出さないのが吉と思います。
個人年金保険のメリット
よく言われるメリット、デメリットについて私の考えを書いていきます。
メリット1:確実に貯蓄できる
- 確実に貯蓄できる理由
- ・天引きだからつかう前に貯蓄
・解約に手間がかかる
・場合によっては解約することで損をする(元本割れ)
でも、
個人年金保険だけに言えるメリットではないように思います。
だって、ライフステージの変化でお金の使途や必要な額は変わりますから。
特に新人のころって、急に20万とかお給料をもらうようになって、自由につかえるお金が増えたように錯覚するんですよ。
しかも、お金がかかるものも基本持っていないので、まぁ1万とか2万くらいやったら加入しといてもええか、みたいな気持ちになってしまうんですよ。
でもどんどんお金必要な場面増えてきますからね。
20代後半になって、結婚して、子供できて、車買って、家買ってとかしてたら毎月1万、2万持ってかれるのはかなりきついです。
何かあったときのために手元にも少なからず貯金は必要ですしね。
加入して、解約することなく続けるのであれば、確かに早くに加入するほうが利率的なメリットはあるのですが、適正な毎月の支払額の判断などはなかなか難しいのではないかと・・・。
メリット2:税額控除がある
これは確かにあります。下記リンク参照↓
簡単に言えば保険料の支払額に応じて所得税、住民税が安くなるということです。
でも払えば払うほど安くなるわけではなく、支払額が8万円を超えたらあとは一緒です。
これデカいといえばデカいですが、しょぼいといえばしょぼくないですか?
この控除を受けるのと引き換えにお金の使途の自由を奪われると考えると代償が大きいように思います。
他にもメリット、デメリットはあるのですが、ここではシンプルなこの2点を挙げさせてもらいました。
実際個人年金保険に加入している私はどう思っているか?
上でも書きましたが、私が加入した時の気持ちってこんな感じでした。
- 私が個人年金保険に加入したときの気持ち
- ・営業の子、新人の女の子やし力になりたいな
・まぁ月1万5千くらいなら払えそう
・老後にカフェをやりたいという夢があるし、なんとなく貯めておきたい
・普通の貯金より良さそう
こんな感じでした。
- 個人年金保険に加入して7年の今思うところ
- ・もっと他に良い方法あったな
・入るにしてももう少し先が読めるようになってからでよかったかな・・・
・自己投資にもう少し回せばよかったな・・・
・営業の子、速攻辞めてるやん
・月1万5千円きつい・・・
・まだあと10年近く解約したら元本割れするのか・・・
・まぁけど入ってなかったら今頃貯蓄まったくなかったかも
こんな感じですね。
基本ちょっと後悔してます。
他にやりようはあったと思うのですが、確かに強制力があって、普通に貯金するよりは貯めやすいとは思います。
ただ、私は、税額控除をMAXに受けれる額ギリギリまで保険料を下げて、元本割れしない年まで積み立てたら解約しようかなと考えています。
まとめ 個人年金保険はなんとなく入るものではない
ここまでで書いた通り、個人年金保険は損するものではないのですが、他の金融商品と比べると目立ったメリットがあまりないかと思います。
ある程度将来の展望があり、コツコツ貯めるのが好きなかたはありかもしれませんが、なんとなく入っとくかというのは絶対にやめた方がよいです。
お金に関する講義はyoutubeなどにもたくさんあがっているのでお勉強してみてください。
では、後悔のないように!
私がよく勉強させてもらってる両学長の講義です。おススメ!↓